質屋コラム

質屋の事業承継、M&Aが難しい理由

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2015/01/29

質屋の経営者が自分の家族や外部の人材に事業承継を考えたり、自身の事業の売却や、逆に同業者の買収を考えるといろいろな問題が発生します。もちろん、どんな業種でも事業継承やM&Aには問題が発生しますが、業種によって問題解決の事例が多い業種と、少ない業種があるような気がします。

質屋は、業者数そのものが少なくなっていますし、質屋の事業承継を真剣に考えて正面から取り組んだ事例はほとんどないと思われます。事例が少なければ、税務や法務の専門家に相談したとしても「扱ったことがないので、よくわかりません」という回答になってしまうのではないでしょうか。

また、金融機関とのつながりが細いというのも質屋の事業承継を難しくしている原因の一つと思われます。質屋は業種として「金融業」とか「ノンバンク」に該当するために、銀行などの大手金融機関からのファイナンスが難しい業種です。一般的に事業承継や企業のM&Aは多額の資金を必要とするために、大手金融機関からの融資が必要になることが多いので、融資を受けにくい業種の事業承継や企業のM&Aはますます少なくなってしまいます。

弊社では質屋特有の業種のハードルをクリアしようと日々取り組んでおり、質屋の事業承継やM&Aにも積極的に取り組んで行ける体制を目指しています。

須賀 兼一

須賀 兼一

代表取締役

代表鑑定士。会社員経験後、実家で質業の経験を積み、平成16年4月より須賀質店の代表取締役を務めています。全国のオークション市場に出入りし、最新の商品相場と流行商品の情報を収集しながら、高価買取を実現するためのノウハウをわかりやすく解説、説明してしています。

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