【その1】 ホコリや汚れを落としてきれいな状態で持ち込むこと
商品によっては、こまかな部分の造りが見えないと、判断がつかずに査定が低めになる場合があります。またダイヤや色石の付いたアクセサリーなどは肌の脂汚れを吸着して透明度が失われやすいので、そのままで査定すると大きく査定が下がってしまうケースもあります。こうした事態を避けるためにも、商品はきれいな状態で持ちこむことをおすすめします。
また、簡単なホコリや汚れが取れていないと、普段そうした手入れをしていないということで、印象や信頼感が低下するということもあります。新しい型式なのにボロボロになっていると、日々の扱いが乱暴で見落としているような傷や不具合があるかもしれないと、査定金額を抑えたくなるものです。中古品である以上、傷などは仕方ありませんが、なるべくきれいにして持ち込むのがポイントと言えます。
【その2】 鑑定書、保証書、箱などは商品と一緒に持参すること
宝石、貴金属、時計、バッグなどは、購入時に箱や書類がついています。これらは商品に関する確かな情報源であり、貴重な付属品でもあります。セットになっていたものはきちんと保管し、質預けや買取りに出す際は、一緒に持参することをおすすめします。
【その3】 革製品は定期的にチェックしておくこと
高価でありながら、傷みやすいのが革製品です。特に金属部分のサビが革に移ると、落ちない汚れができてしまいます。貴重なものですから、大事にしまっておくのは良いのですが、しわができたり、変形させてしまったりしては元も子もありません。高く査定してもらうためには、原形を崩さず、汚れを防ぐよう管理しなくてはなりません。
【その4】 バッグはなるべく普段からきれいに使うこと
日常的に使うバッグは外側に傷や汚れが付きやすいものです。しかし、意外と大切なのはバッグの内部です。お時間のあるときに、ご自分のバッグを観察してみてください。化粧品の汚れや、ボールペンの跡、飲み物をこぼしたシミ等があるなど、気になる点はありませんか?これらは落ちない汚れですので、査定にも影響します。普段からなるべくきれいに使うのも高く買い取ってもらうポイントです。
【その5】 時計は電池を入れて動く状態で持参すること
時計を査定する際に、電池が切れて動かないまま持ち込むお客様がいらっしゃいます。これは電池切れか、壊れているのか、即座に判断できません。この場合、質屋によっては査定を断られることもあります。どのような商品でも、査定の際は機能することを事前にチェックして持ち込むようにしましょう。査定作業も効率的ですし、印象も良くなります。