質に関する用語集
質屋でよく使われる専門用語を説明いたします。
質契約しちけいやく
時計、バッグ、貴金属といった品物を質屋に預けて、融資を受ける契約の事。
契約の期限内であればお客様に所有権があるため、質屋は勝手に売却をする事は出来ません。期限延長や品物を持ち帰るための手続き及び支払いをしないまま期限が過ぎると所有権が質屋に移ります。
元金もときん、がんきん
質契約を結んだ際にご融資した金額の事。
質預かりしちあずかり
質屋に品物を預けて融資を受ける事。
質契約を結ぶ事。
質草しちぐさ
質屋に預けている品物の事。取り扱う商品の種類は質屋よって違っているため、同じ商品でどこの質屋でも質預かりが出来るとは限らない。須賀質店では、時計、バッグ、貴金属、ジュエリー、Mac製品の取り扱いが多い。
質札しちふだ
質契約の契約証です。契約日、元金、品物の概要及び点数、お客様のお名前、流質期限等の情報が記載されています。質受けの際には、引換証にもなるので失くさないように保管してください。
質受けしちうけ
元金と質料を支払って、預けていた品物をお手元に戻す事。
質受け時の質料の計算は、須賀質店では半月毎の計算です。
質料しちりょう
ご融資した元金に対する利息、お預かりしている質草に対する保管料・管理料、これらをまとめて質料と呼びます。
流質期限りゅうしちきげん、りゅうしつきげん
融資した元金の返済期限です。借入日から三か月後に期限が設定されていて、そこまでに元金と質料を支払っていただければ、お預かり品物を持ち帰る事が出来ます。
また、三か月毎に質料のみ支払いで、期限を延長する事も可能です。
利上げりあげ
流質期限までに質料を支払う事で期限を延長する事。
質流れしちながれ
流質期限内に質受け、利上げの手続きがされず、お預かりした品物の所有権が質屋に移る事。
質蔵しちぐら
流質期限までに質料を支払う事で期限を延長する事。
満月計算まんげつけいさん
質屋の質料の計算方式の一つ。須賀質店では、満月計算を採用しております。
契約日から翌月の同日を1ヶ月、翌々月の同日を2ヶ月というように、経過した分のみを加算します。後述する暦月計算よりも、かかる質料が少なくなる事の多い計算方式です。
暦月計算れきげつけいさん
質屋の質料の計算方式の一つ。契約日に関わらず契約した月の月末までを1ヶ月とし、月が替わると2ヶ月分の質料が発生する。この計算方式だと月末に質入れをして、月頭に出質をする2日間だけの借入であっても2ヶ月分の利息が発生するため、お客様にとては割高になる事が多くなります。