1.ブラック登録されると、お金の借入れに大きなデメリットが生じます。
2.各種ローン返済の遅延や焦げ付き、クレジットカード返済の延滞などがブラック審査の原因です。
3.質屋を利用すれば、ブラック審査でもお金を借りれる可能性がありそうです。
「ブラック」の意味するところは
「ブラックリスト」「ブラック審査」「ブラックローン」「ブラック融資」・・・。こうした言葉をいろいろ調べてみましたが、正式な金融用語で「ブラック〇〇」というものは無いようです。ただ、インターネット上では頻繁に使われていますし、テレビや雑誌、漫画の世界でも多く使われ、お金の貸し借りの世界では「ブラック〇〇」の知名度はかなり高いといえるでしょう。
一般的には、お金の貸し借りで約束の期日までにお金の支払いがなされない等、支払いの事故にまつわる案件のことを総称してブラックと呼ぶことが多いようです。各種ローン返済の遅延や焦げ付き、クレジットカード返済の延滞などがこれに該当します。
期日にお金を支払えない、返済が滞る、利息が払えないといった事態になると、金融機関で審査に利用する信用情報に事故内容がのこり、一定期間新規の借入れができなくなるなどデメリットが生じます。
ブラック扱いになった場合のデメリット
上記にも書きましたが、金融機関からの借入れの返済で事故があると、一定期間新規の借入れができなくなったり、借入れができたとしても借入額を減らされたり、高い金利を支払わなければならなくなります。そのために仕事で運転資金を頻繁に借入れするような経営者の方や、自営業の方、飲食店や水商売の方などは、経営が立ち行かなくなることも考えられます。
借入金の支払いは滞らないのが理想ですが、返済にあてるはずの入金が遅れたりすればどうやっても支払いはできません。また各種ローン返済やクレジットカード返済は銀行の自動引き落としで支払われるために、「あると思った残高がなかった」ということも珍しくないでしょう。
月末近くなって多くの支払いを抱える経営者の方々は、大幅な売り上げの増加が見込めない状況で、ブラック扱いを避けるためにどのように対応すればよいのでしょうか。
質屋での借入れを検討してみる
お金を借入れする機関はいろいろあって、銀行、クレジット会社、消費者金融などがあります。こうした金融機関の中でも、無担保で審査も緩いアコム、アイフル、武富士をはじめとした消費者金融が使い勝手が良いと言われていました。ところで、皆さんは質屋でお金を借りることが出来るのをご存知でしょうか。
質屋はお客様の品物を担保として預かり、お金を貸し出すことを仕事にしています。また、質屋は貸し出しの審査に信用情報を使用しないので、過去の返済事故や現在の借入れ額を問題にすることはありません。お持ちいただいた品物の査定額を上限としてお金の貸し出しをおこない、仮に返済できなかったとしても品物を諦めれば、返済する必要はなくなります。
利用上のご注意点
質屋の借入は、貸し出しの審査に信用情報を使わないので、ブラックリストに載った方でも利用できます。ただし、返済計画をきちんと立てて、返済できる金額を借入れすることをお勧めします。
